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【田舎レシピ】漁師さんから鹿肉もらったので、ローストヴェニソンを作ってみたよ!

2016.01.21

さて、田舎に住み始めて、毎日料理をするようなって、いろいろと覚えてきました!

毎日変わらない顔ぶれの調理もなんか面白くないので、田舎レシピを載せていこうかと思います。

自然からの恵みをいただきました!

コンコン。

突然地元で狩りを教えてもらっている猟師さんが訪問してきました。

「おい!鹿肉いるか?」
 

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はい、鹿の足を丸々いただきました!
 

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そうそう、鹿肉やイノシシ肉は処理が結構大変で、筋が残ってしまっていると硬くて食べれなかったりします。

なんで、長年やってる猟師さんや地元の方から丁寧に教えてもらいながら、最近は徐々に捌き方も覚えてきました!(1頭きれいにさばくのに2、3時間かかったりする。)

この鹿もさっきまで生きていたので、お肉はほんのり暖かいです。

ちょっとグロテスクだけど、スーパーに売ってる鳥や牛やブタもこうしてさばかれてあの形になっているんです。


そんな食のありがたみを日々感じることのできる環境は素晴らしいなと思います。


自然の恵みをありがとう。

ローストヴェニソン(ロースト鹿)を作ってみたよ!

で、早速このいただいた鹿を調理しようと思ったんですが、いいアイデアが思いつかず、地元の人に電話!
 

僕「鹿ってどんな料理がええかね?」
 

地元「鹿は脂身がこじゃんと少ないきね。唐揚げとか油物にするととっても美味しいよ!」
 

僕「油か〜揚げ物するほどないんよね〜」
 

地元「生姜とニンニクとあるか?」
 

僕「もちろん、ありますよ!」
 

地元「じゃあ、ロースト鹿つくりなさい!」
 

ということで、ローストヴェニソン(ロースト鹿)を作りました!

 

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まずは、先ほど撮り損ねた分の筋をはぎとります。
 

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して、伝家の宝刀ニンニク!

こいつは臭みを消してくれるだけでなく旨味も引き立たせてくれる素晴らしい薬味です。
 

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そして、砂糖、醤油、みりんをお好みで混ぜ合わせて、鹿肉を漬け込みます。僕の場合は砂糖大さじ1杯、醤油大さじ3杯、みりん大さじ1杯って感じで味付けしました。

このとき、一緒にニンニクも入れておくと匂いを染み込みやすくしてくれるのでいいでしょう!(ニンニクは潰す道具があれば、それを使うとよい。)

さらに、良く揉み込んだ後、約10分ほど寝かせ味を染み込ませます。
 

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十分染み込ませた後、中火で焼いていきます。

その際に一緒に生姜を刻んだものを入れるとより臭みを消して、味を引き立たせてくれます!
 

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両面をしっかり焼くため、焦げないように何度か裏返しながら焼いていきます。

また、今回僕はつかわなかったですが、赤ワインがあれば少量加えることによって肉が柔らかくジューシになりますのでお試しください!

両面がじっくり焼けたと思ったら、粗挽きのコショウをパラパラとふりかけ、
 

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最後に自分のお好みの大きさに切り分け、添え物としてわさび菜を添えると完成です。

いや〜酒との相性抜群で一杯飲んでしまいました。笑

味もお好みでソースなんかを作っても美味しいでしょうね!

次回はなんの料理を紹介しようかな〜

楽しみがあると、料理を考える手間も楽しくなってくるものです!

ネットで鹿肉買えますよ!

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矢野 大地 (やの だいち)


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